「営業が苦手です」
営業が得意な方って、なかなかいませんよね。
業界によっても営業マンの姿かたちは違います。
保険の営業マン、住宅の営業マン、自動車の営業マン。
でも、お客様は人間ですので、この3つの心理技術はどの営業マンにも使えます。
お客様にデータを話す営業マンになっていないか?
安倍首相のコロナの会見が不人気です。
官僚の書いたペーパーを読んでいるだけで、感情が伝わってこない。
なぜ、自分の言葉で語らないのか?
なんて、感情的にコメンテーターが話していると、「そういう見方もあるのかなぁ」と思います。
営業マンに置き換えると、カタログやデータだけを伝える営業マンと同じということでしょうね。
自分の言葉で、お客様に感じていただきたい感情を演出するという心理技術がこの章、第16章。
安倍首相だって感情豊かな宰相なんですけどね。
もったいない。
吉村大阪府知事が人気なのは、この点の違いだろうなぁ。
お客様に語る順番を意識しているか?
ダラダラ、なにが言いたいか分からない人っています。
壁に話しているのか、と思うくらい、自分のペースで自分の語りで。
イライラさせられちゃいますよね。
起承転結、物語にしないと営業トークも飽きてしまいます。
営業マンだって、トークは芸のうち。
磨かないとさ。
クロージングってまさしくこの芸の道だと思うんです。
第17章では、シンプルに順番通りに作り込んでいくお話。
なるほど、と思います。
良い営業マンほど、無駄話も少なくシンプルです。
見習いたいですよね。
お客様に合わせた商品に変えられるか?
同じ商品でも、お客様の自我に合わせて、商品を変えて届ける。
例では、靴の話、スイーツの話とありました。
過剰品質な機能性の高いアスリート御用達の靴。
しかし、そのスポーツ選手と同じ靴が欲しいと思わせる心理技術。
お客様に合わせて、売りたい商品を語れるか、という知恵だよね。
クロージング上手になるためのチェックリストが21個もある
クロージングを決める、というのは気持ちのいいことです。
会社や上司に褒められ、お客様とは良い関係を築ける。
しかし、断られたら天国と地獄。
この「クロージングの心理技術21」は、クロージングの手痛い失敗を防ぐためのマニュアルとも言えます。
クロージングで3回、連続空振りをした方は、ぜひ本書を取って見直してみたい。
あらゆる角度から、営業の型が書かれているので、自分に足りていること、足りていないことが分かります。
営業マン、営業マネージャー、そして社長さんにオススメします。
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すごいですよ。