本日、恵那のケーブルテレビ局えなっコチャンネルの人気番組?「恵那のスター列伝」を撮影しました。
この番組は恵那に縁のある方を私がインタビューするという番組。
今月のゲストは、重度の脳卒中からわずか1ヶ月と25日で、克服された堀尾憲市さん。
左半身麻痺を自己治癒させた人です。
脳卒中、脳梗塞が治る堀尾理論
前回、前々回とブログに書いてきた堀尾憲市さんの体験。
奇跡って、こういう人のことを言うんだなぁ、と私は思いました。
が、ご本人をインタビューしたら、「自分もみんなが言ってくれるので、『奇跡の復活』という本を書いたんだけど、本を読んで自分も治りました、という人が何人も出てきて、全然、奇跡でもなんでもない、誰しもが持つ普遍的な人間の能力だったんや、と気づきました(笑)」だそうです。
堀尾さんの理論は、シンプルです。
脳卒中で脳が壊れて、半身不随になる。
壊れたところは脳なので、壊れた脳は捨てて、残りの脳を使って身体を動かせば良い。
これだけです。
半身不随は、脳が壊れたから動かなくなるのです。
あれ?当たり前に聞こえますか??
『名医も認める奇跡の回復法』 2016年8月16日(火)19:00~20:53 テレビ朝日
従来のリハビリと堀尾式リハビリの違い
「壊れた脳は捨てて、残りの脳を使って身体を動かせば良い」
この言葉が、従来のリハビリと堀尾式リハビリの大きな違いです。
180度違います。
従来のリハビリは、壊れた脳のままで、身体の筋肉が固まらないように筋肉と関節の曲げ伸ばしをさせます。
これを何万回続けても、壊れた脳は治らないので動きません。
堀尾式リハビリは、脳卒中で壊れた部分はさっさと捨てて、まだ使われていなかった脳のスイッチを入れて、新しい脳と身体をつなぐリハビリをします。
堀尾式は、脳のリハビリをするのです。
身体は壊れていないので、脳のリハビリをして脳と身体がくっつけば、すぐに動くようになります。
従来式は、身体のリハビリをするので、壊れた脳のままで、いつまでたっても元に戻らないのです。
誰でも持っている自己治癒力で脳卒中・脳梗塞は治るという堀尾理論
「リハビリ専門院を退院して、市民病院にお礼を言いに言った時に、自分で歩いてケーキを持って行ったら、『堀尾さん、どうしちゃったの~!!』と看護師さんたちに囲まれちゃって、嬉しかった(笑)」
そりゃ、看護師さんたちも驚くことでしょう。
奇跡の復活と思われた看護師さんが「堀尾さん、その体験を本に書いて広めなきゃ」と言うので、この本を書かれたそうです。
そして全国で、「堀尾さんの本のとおりにやってみたら、こんなに回復しました!」と会いに来てくれる人もいて、「なんだ、奇跡じゃなかったんだ」というのが面白いですよね。
脳卒中から復活した自分だけが奇跡じゃなくって、人間誰しも持っている自己治癒力が凄いんだ、と気づいたら、「脳卒中なんて誰でも治ります」と言い切れるようになったそうです。
脳卒中の麻痺が誰でも治る、という博士や医者や治療家は、世界中いないでしょう。
でも、堀尾さんは、自著を読んで電話をかけてこられる脳卒中患者さんのところに行って、堀尾式リハビリを施すと、100人が100人、動かなかった部位が動くようになったそうです。
それもわずかな時間で、動かなかったとこが動く体験をするそうです。
その成功体験があれば、自分自身で自己リハビリをしていくそうで、勝手にリハビリの階段を昇っていかれるようになるそうです。
そして、数カ月後にはご自身の治り具合を見せにきてくれたりするそうです。
その積み重ねで、堀尾さんは、「脳卒中は治る」と、もう確信を持っておられます。
それくらい、あなたも私も堀尾さんも持っている自己治癒力は凄いんです。
なんでも、脳卒中の麻痺が治る治らないの理論は100年前の論文が元になっていて、それがスタートなので、現代医学では「治らない」となっているのだそうです。
しかし、堀尾さんが別の道から歩いていったら、治り方に到達しちゃった、というのは痛快な事です。
似たような話しで、アメリカとソ連の宇宙開発競争を思い出します。
冷戦の最中ですので、宇宙へのアプローチもアメリカの道とソ連の道と2つあって、戦争中ですから交わらない、勝手勝手の研究をしていました。
アメリカのアプローチは、大気圏突入で巨大な空気圧で高温になり溶けてしまうので、スペースシャトル全体を防熱タイルで覆って重く巨大にする重厚長大理論なってしまいました。
一方、ソ連のアプローチは、大気圏突入時の速度をいなして、ちょん、ちょんと徐々に高度を落としていく、いわば水切り理論。
水切りとは、子供が水辺で石を投げて、何回も水の上ではねさせる遊び。
あれと同じで、大気圏に突っ込んでドンっとなったら、力をいなして、またドンっと突っ込んで徐々に徐々に速度が落ちて熱も上がりすぎない、という軽薄な理論。
だから、ソ連の機体は小さく軽く仕上がりました。
アメリカのパイロットたちは、「ソ連のパイロットはあんな貧相なロケットで命がけでかわいそうだ」と言ってましたが、ソ連は大気圏突入時の深刻な事故はなかったのです。
何が言いたいかと申しますと、案外、自分が信じていることは、他人にとっては非常識であることが世の中たくさんあるんだろうな、ということです。
そして、堀尾理論を頭から信じない人もおられると思いますが、とりあえず、試してみれば良いのになぁと思います。
だって、本を読んだだけで、治せた、という人が続出しているんですよ!
大気圏突入が思ったより、簡単っていうソ連とおんなじかもしれないじゃないですか。
試さなきゃ、損です。
堀尾憲市さんのインタビューをぜひ、ご覧下さい
この堀尾憲市さんのインタビューは、7月中旬からの放送になります。
たぶん、7月13日からかな?
堀尾憲市さんのことは、地元の恵那よりも市外県外の方が認知度が高いみたいで、良いことがなかなか広がらないのが悩みだそうです。
この番組がきっかけで地元の人に知っていただければなあぁと願います。