脳卒中は日本では年間120万人が罹患する病気です。
脳血管が詰まる脳梗塞、脳血管が破れる脳出血、これらを含めて脳卒中と言います。
脳卒中になると、命にかかわり、また救命されたとしても、障害が残り、半身不随や麻痺という後遺症が残ります。
そんな重病から、回復されたのが堀尾憲市さんです。
脳卒中、半身不随、麻痺は治る!と断言
昨日、堀尾憲市さんが素肌美エールに来店してくれました。
昔、本屋さんで声をかけていただいて、久しぶりの再会です。
世間話をしていて、近況を伺うと宮古島におられて、リハビリ教室をされていると言います。
堀尾憲市さんは、脳卒中の麻痺を奇跡的に回復されたことは存じ上げていました。
その体験を著書にされて、私も購入して読みました。
『名医も認める奇跡の回復法』 2016年8月16日(火)19:00~20:53 テレビ朝日
そして今や全国区の人気者なんです。
「堀尾憲市さんの話を聞きたい」
「堀尾憲市さんに直接、リハビリ方法を学びたい」
そういう声に応えているうちに宮古島に常駐されたそうです。
宮古島で堀尾式脳訓練・体験教室を開講されています。
凄いですね。
そしてこの春のコロナ禍で宮古島から恵那に一時帰国されていました。
20年リハビリしても治らなかった不随が誰でも1日で動くなんて
ご自分の脳卒中の体験。
半身不随になって、麻痺して動かなくなった身体。
そして身体を再び動かせるようになった理屈・理論をお話してくれました。
面白いんですよ。
パソコンに例えて、教えてくれました。
普段でも人間は脳の全体の5%しか、使えていない。
残り95%は、予備電源みたいなもの。
脳卒中で脳が壊れたと言っても、使っていた5%が壊れただけで、残り95%はまるまる残っている。
これは、パソコンで例えるなら、ハードディスクが一部分壊れただけのこと。
ハードディスクの壊れていない部分がまるまる残っているので、こっちを使えばいい、ということです。
でも、真っ白なハードディスクでパソコンは動きません。
まずはOS(オペレーションシステム)をインストールする必要がある。
そして、右手、左手、右足、左足、これらの部位は、アプリケーション。
OSを再インストールして、アプリを再インストールしてあげれば、必ず動く。
少し乱暴な説明かもしれませんが、これが堀尾さんの理論・理屈です。
そして実績が出ちゃうから凄い。
堀尾憲市さんの講座に出て、わずか数時間で20年間動かなかった不随が動くようになるんです!
固まっていた手が開くようになったり、立てなかった人が立てるようになったり!
脳卒中でダメになった脳を、残りの脳に切り替えると半身不随でも立てるようになる
さてその方法は、赤ちゃんに還ること。
ご本人は赤ちゃんと言ってたけど、たぶん、胎児に還る、という方が正しいかもしれないな。
胎児、赤ちゃんが生まれて歩けるようになるまでというのは、脳と身体をつなぐ作業。
手足をバタバタ動かして、にぎったり離したり、蹴ったり伸ばしたり。
そしてハイハイをして、座って、立って、歩いて。
この間、転んで頭ぶったり、尻もちついて、徐々に脳と身体の回路が繋がって、できるようになります。
この脳と身体をつなぐ作業を、やり直すというのが堀尾理論。
死んでしまった5%の脳組織を、残りの95%の脳組織のどこかに新しくインストールするって話しです。
それが自分ができた。
だから、あなたもできるはずだ、という強い思いが堀尾憲市さんにはあるのです。
「私も歩けるようになりますか?」
堀尾憲市さんは、「歩けます!」と間髪入れずに言います。
この「歩けます!」に、どれだけ信念というか当然です、という思いを乗せられるかも大事と言っておられました。
人間の言葉って、表と裏があって、表ではなんとでも言えます。
表と裏が同じであることが、言葉がけで大事なんだそうです。
堀尾憲市さんと、また違う方と結果が違うのは、その信じている力の差ではないかとおっしゃっています。
なかなかお弟子さんができないのは、その信念の力のせいかもしれません。
人間の脳は、ラジオと一緒で周波数で脳と脳と繋がっている、という研究もあります。
良い事を考えると良い考えが伝播する。
これは、百匹目の猿現象でも証明されています。
でも、今の現代医療は、99匹の猿?までで、なかなか堀尾理論が伝わっていかないみたい。
胎児・赤ちゃんまで戻せば、脳の機能で身体を動かせるようになる、ということが信じられない。
だって、今の常識と正反対ですもの。
古い壊れた脳のままで、手足を動かそうというのが今のリハビリ。
堀尾さんの考え方は、脳を変えて、新しい神経回路を手足につなげよ、というリハビリ。
認められない、というお医者さんは多いかもしれませんね。
そして人間にはすごい自己治癒力があるのに、活かせていない、と話されます。
ぜひ、堀尾憲市さんのホームページで動画を見てみて下さい。
そして101匹目の猿となって、半身不随、麻痺が治るんだと腑に落ちる感情を持っていただければ、と思います。
常識がひっくり返ります。
人間の自己治癒力は凄い。脳卒中も自分で治す力が誰にも在る
脳卒中を自己治癒する力は、堀尾憲市さんだけでなく、私もあなたも持っている。
この前提を信じられたら、世界は変わります。
堀尾さんが子育てについても言ってました。
「おまえはバカだ」と言えば、絶対、馬鹿に育つ。
「賢いなぁ。おじいちゃんの血だな。隔世遺伝だ。おまえは賢い」と言って育てれば、東大に行くよ、って。
人間の信念って、良くも悪くも、超絶的な力を持っているということでしょう。
この時の言葉がけに不安、嘘があったら通じない、と堀尾さんは言います。
信じ切ることです。
その信じ切る力で脳卒中が、脳と思いの力で自己治癒する、という現実を聞いて、あなたはどう思われますか?
そして、その力を他にも活かせるとしたら、あなたはどう使いますか?
私達の潜在能力は、それくらい、大きな力があるんでしょう。
脳卒中を自己治癒して、今や、日本中の麻痺者を数時間で変えてしまう能力は、堀尾さんだけが持つというわけではありません。
我々、皆が持っている普段の能力です。
ぜひ、堀尾さんの著書を読んで、腑に落ちる体験をしてみてください。
追伸
来月7月の「恵那のスター列伝」は、コロナ後久々の撮影で、こちらの堀尾憲市さんをインタビューします。
お楽しみに!