オガ備長炭,火付け,簡単

七輪を購入した。

七輪で干物を焼いてくれる「カネマスの七輪焼き」という海鮮居酒屋さんに影響を受けて、この長方形の七輪を購入しました。

サンマのような細長い魚も焼けるし、肉や焼き鳥を焼くのにも使い勝手が良いのです。

さてその燃料ですが、私は「オガ備長炭」を使っております。

普通の木炭も良いのですが、案外、早く火が燃え尽きてしまい、炭火の良い時間が短いのです。

安定性が悪いというか、忙しい気分になっちゃう。

その点、オガ備長炭は一度、火を入れれば、バーベキューが終わるまで炭をたさなくても良いのです。

2時間、3時間は、最初の火入れで済んでしまいます。便利〜。

そして、木炭のように爆ぜません。安全です。

子供がいる家庭のバーベキューでは、安全性も大きいよね。

オガ備長炭は、おが粉を成形して作った木炭ですので、環境配慮もされた、火持ちの良い、高コスパ燃料と思います。

ただ、欠点は火付けがちょびっとだけ、難しいことです。

今回は、オガ備長炭の火付けについてのコツをお知らせします。

赤子泣いても蓋取るな的な心

バーベキューの楽しみでもあり、苦しみ?でもあるのが炭の火付けです。

バーベキューを家族に振る舞う時間を逆算して、火付けをする必要があり、慣れないとこれが意外に難しい。

およそ1時間を見ておけば、余裕です。

白く焼き上がったオキの状態が、バーベキューのしごろです。

 

さてオガ備長炭の火付けですが、火付けしにくい、難度の高い炭です。

初めて使うと、なんという火の回らない面倒くさい炭か、と思ってしまいます。

中途半端な着火だと途中で消えちゃったりしてね。

その火付けのコツですが、あえて扇いだり、ふうふうと空気を吹きかけたりしないことです。

米炊きの名言「赤子泣いても蓋取るな」よろしく、ジタバタせずに時間を待つというのがコツです。

着火後、1時間で素晴らしいオキが出来上がりますので、扇いだり、いじったりするな、ということです。

アルコール燃料1個で夢の世界へ

それではセット方法です。

アルコール燃料を1個、中央に置きます。

これは、アルコール燃料でもチャコールでもなんでも良いです。

1個、中心において、周りにオガ備長炭を立てていきます。

アルコール燃料,オガ備長炭

そして、アルコール燃料の周りに、1個づつ立てていきます。

オガ備長炭,進撃の巨人

ウォール・マリアの巨人の壁のようにw

オガ備長炭で壁を作ります。

周りの白い炭は、前回の使い残し。火付けにちょうど良いです。

アルコール燃料の煙突になるように、オガ備長炭で空気の道をタテに作ることになります。

そして着火。

オガ備長炭,着火,アルコール燃料,簡単,コツ

 

20分もすれば、火が自立していきます

オガ備長炭,煙突効果,着火

20分もすると、オガ備長炭の壁の内側から白く着火されていきます。

トルネードのように高温の上昇気流が舞い上がっています。たぶん、おそらく。

だいぶ良い感じです。

着火から40分もすれば、もうだいたいOK。

いろいろかまってはなりません。

ほったらかしが、煙突トルネード効果を最大限にしますw

この火付けの間に、野菜を刻んだり、肉を冷蔵庫からだして、温度になじませたりします。

そして、火を見ながら最初のビールを飲む、というのが乙ですな。

オガ備長炭+七輪が最高の調味料

鮎,オガ備長炭,オキ

今日は鮎を焼いてみました。

恵那のバロー、鮎押しなのか、4月末なのによく出ています。

普通、鮎は夏の魚なので、8月9月10月くらいにはよく並ぶんですけど、コロナの事情なのかな?

去年の冷凍物ですが美味しいです。

七輪で焼くと骨まで食べられて最高なんよね。鮎も40分くらい、時間をかけて焼きます。

はまぐり,オガ備長炭

ハマグリも旬なのか、コロナのせいなのか、たたき売りみたいな価格で売っていました。

ありがたく、美味しく頂戴しました。

 

そして最後は、肉の岩島屋さんの恵那鶏の焼き肉。

うちでは、焼き肉は鶏肉です。

 

コロナでステイホームな昨今、自宅BBQを楽しんでおります。

七輪とオガ備長炭、この調理器で豊かなBBQライフをw

木炭よりも火持ちが良いので、10キロも買うとかなり持ちます。

防災非常用グッズとしても優れていると思います。