令和２年７月６日、岐阜県は豪雨に見舞われました。

九州地域の大災害の状況がそのまま、西から東へ移ろったように感じます。

河川の氾濫、土砂崩れが岐阜県内の各地で報告されました。

恵那市も、土砂崩れで道路の寸断、木々が倒れて停電など、実害が出ています。

恵那の中心市街地ではそこまでの災害は聞こえてきませんが、少し山間部に入ると土砂崩れなど予断を許さない状況です。（７月１４日現在）

かねてから私は心配しております、高校受験。

中学校のPTA本部役員をしておりますので、本当に心配なのです。

コロナで２月末３月の授業ができませんでした。

新学年になっても４月、５月と授業はできません。

オンライン授業をなんとか開始していただくために、いろいろ折衝もしました。

この悪夢のような状況から、やっと抜け出して通常授業が始まった今、出鼻をくじかれるような豪雨災害。

また１週間の休校です。

終わらない。所定の授業は終わりません。

夏休みも無くして、休校の穴埋めをすると先生方はおっしゃっていましたが、また授業の遅れが出てしまいました。

さて、高校受験の出題範囲ですが、どうなってしまうのでしょう。

岐阜県内に限ったことではありませんが、地域格差が大きく出てしまうはずです。

私どもの中学校は比較的早くオンライン授業を導入しました。

一方で市内の他中学校では１ヶ月弱近く導入が遅れていたはずです。

同じ市内でも授業進捗が違います。

もっと言えば、同じ高校受験をする岐阜県内でも、大きく差ができていることでしょう。

比較的、田舎の小さい学校のほうがオンライン授業を導入していて、都市部の大きな学校ほど、人数が多い分、足並みが揃わず、オンライン授業の導入ができなかったようです。

公立中学校はあくまでも公平性が大切で、家庭によって一人でもWi-Fi環境がない、となるとオンライン授業できないんだそうです。

子供の受験や勉強を考えると困りものですよね。

うちの中学校の場合は、家庭にWi-Fi設備がない家庭には授業のDVDを配布して対応してくれました。

大変な労力を使っていただいて、実現してくれました。有り難いです。

本音としては、一刻も早く、Wi-Fiを引いて全員でオンライン授業を受けられる体制にして欲しいです。

学校内でもオンライン授業が受けられる、受けられないで差が出てしまったかもしれません。

そして市内でも学校間で差が大きく出来てしまったかもしれません。

そして、同じ高校受験を受ける岐阜県内でも地域間格差が大きく出来てしまったことでしょう。

文科省は高校受験に配慮を促す通達を出しております。

要は、出題範囲を狭めても良いよ、ということらしいです。

しかし、この授業の進捗の差が大きすぎて、最大公約数が出せない感じです。

これは困ったことになったものです。

授業をひとつでもこなすために、駆け足授業が増えるんじゃないかなぁ。

教科書１冊終わらせても、子供たちは穴だらけになってしまうかもしれないです。

ほんと、今年の高校受験は戦後最悪の環境かもしれない。

うちの子供たちは、まず高校生のお姉ちゃんの学校が、スタディサプリ一括導入をしました。

これがスグレモノで、中学校の授業も見ることができます。

iPadで、中学校のスタディサプリを見た中学生の息子が、「お姉ちゃん、これ面白い！」と言って、見始めました。

私も、見させてもらったら、自分の大学受験時代の予備校スター講師のスーパー授業を思い出しました。

面白いです！わかりやすいです！覚えやすいです！

短い時間でテンポよく効率よく、印象深い授業。

ぜひ、スタディサプリのサンプル動画を見てみてください。中学英語、凄いよ。

もうね、高校受験の受験生の皆さん、これですよ。

これで穴の空いてしまった授業の埋め合わせが出来ます！